英語の試験の勉強をしている学生に「語彙、文法、リーディングスピードを上達しなければいけないと思います」とよく言われます。しかし、ほとんどの場合は、 文法や語彙はその学生の一番の問題ではありません。わたしはいつも、一番最初のレッスンで、学生とモックテストをやるんですが、解き方のテクニックを知らないせいで、伸び悩む学生が多いです。文法や語彙などの基礎力と、試験の解き方やテクニック、どちらを優先すべきでしょうか?じつは、どちらも同じくらい大事です。基礎力とテクニックは、50:50です。
基礎力だけでは足りない理由
日本の学校教育で文法や語彙はしっかり学んでいる方が多いので、基礎力に自信がある方は少なくありません。しかし、実際の試験では次のような点でつまずく方が多いです。
- アイデアを素早く考え、発展させることができない
- 論理的に文章やスピーキングを組み立てられない
- 読解問題で、効率的に情報を探す方法を知らない
- ビジネス英語やアカデミック英語に日常的にあまり触れたことがない
TOEIC・TOEFL・IELTSのband descriptorsによると、語彙や文法は評価の50%程度に過ぎず、残りの50%はアイデアの質、論理展開、表現のつながり、試験の取り組み方などといった部分が重視されます。
「たくさん練習する」だけでは不十分
「とにかく、多くの問題を解けば点数が上がる」と思っている方もいますが、それはおすすめしません。非効率的なやり方で100問練習すれば、非効率的なやり方が癖になっちゃって、時間の無駄です。そうするより、正しい方法で5問解いた方がずっと効果的です。大切なのは、正しい練習の方法を知ることです。
私のこれまでの指導経験を踏まえて、以下の知見をシェアします。
- 英語の基礎力がある方は、正しいテクニックを使用したら、短期間で大きく伸びる
- 基礎に自信がなくても、テクニックを活用すれば効率よくスコアを上げられる
つまり、試験でのテクニックを身につければ、目標スコアに到達する時間を大幅に短縮できるのです。
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